アルトワークスの雑誌の取材がありました。
夢のような光景です、ぜひ立会いたかった…
過去、D-1での上位争いを経験している三上さんと岡崎さんが率いる3UPのHB21アルトーワークス改FRに、SPIEGELさんのナンバープレートが装着され、サーキットで取材。
3UPとSPEIGELで共同での車両開発などが計画があることから、近日発売のアルトワークスのムック本への取材となりました。
3UPさんでは、軽自動車はまだ本格参入ではなく、あくまで三上さん個人の研究題材であり、おもちゃという状態です。シルビア、スカイラインでモンスタードリフトマシンの製作とレースサポートがメインですが、ドリフトオタクとして世間では認知されている三上さんは、実は、ただのクルマオタクです。ジャンルは問わず、過去色んなことをしてきているのです。
オフロードにはまった時期は、リフトアップ、クロカンマシンで河原遊びが行きすぎ、マシンを水没させ、翌日引き取りにいったら警〇と消防〇車とレスキュー〇が大量に集結し、「それ、ボクのっす、中に人はいませんよう~」といったら、20人くらいに囲まれて、大説教をくらったとか(20年以上前でしょうけれど)、カスタムカーにはまって、ハイドロマシンをパワーアップさせすぎて、クルマが一回転したとか、とにかくクルマもジャンルもお構いなしのようです。
ですので、まだ仕事としては本気ではないというものの、
すでにJAWS山本さんアルトワークス専用の「KAMI」ナックルが販売開始してるじゃん…
試作のシルビア屈折スタビライザーのテストは放置なのに、釣りとアルトのナックル出来てるじゃん…
軽ドリは遊びっていってたじゃん…
(シルクロードRMS車高調ですが、すでに魔改造されたドリフト仕様)
前日は突貫工事だったようです。肝心のシルビアスタビのテストは放置で…
嬉しいことです。
若者のクルマ離れ、チューニング、競技人口低下の原因のひとつとして、メジャーなスポーツカーでの競技やイベントにかかるコストがあまりにも大きくなりつつあるのは、大きな要因だと思うのです。
軽自動車はひとつの人気ジャンルとしては確立されているとはいえ、やはりあくまでもマイナーなジャンルとしての扱いです。このジャンルの注目度がもっと高まれば、参加人数が増えると思うのです。(事実、軽耐久レースはかなりの人気が続いています)
F-1を頂点とし、とんでもないコストがかかった大パワー車両やイベントカーには夢があります。とても良いことですし、大切です。でも同時に、入門したい人たちへの敷居は低くあるべきです。軽自動車にはその可能性がありますし、突き詰めていくならば、とても奥深い世界でもあり、軽自動車にしかない魅力もたくさんあるのです。
そのきっかけとして、どこか全国的に有名なショップさんが軽自動車を本格的にやってくれたら少しずつ業界が変わるかもしれないと長年願ってきた私としては(業界が活気付く=MONEY!!!)、関東の3UPとSPIGELが一緒に取材になるというのは、個人的にはひとつの夢がかなったような気持ちです。
静岡を中心とした地域、関西から西も非常に有名な強力なブランドショップは多数あります。けれど、日本の情報の中心地となる関東からのその発信力が弱く、パーツメーカーも本気の本腰ではまだまだ無い感じなのです。
当社は軽自動車パーツだけを販売したいのではありません。モータースポーツ文化の発展とクルマ文化の進化と深化に少しでも貢献できることが当社の方針なのですから、色んなジャンルと色んなメーカーのクルマが幅広く愛されてくれればと願っています(ちょっと真面目になりすぎたかも)